クルマの最も個性的な表情を創り出すフロントグリル。
カスタマイズパーツも多様なデザインで用意されている。
これらの部品づくりにゲージは欠かせない。
絶対の高精度を要求される
工業製品は検査ゲージが
品質確保の決め手です。
最先端のものづくり
木型作りのノウハウをしっかりと受け継ぎ、自動車産業など高度なものづくりが求められる分野へ積極的に生かしているのがNAKANOです。たとえば高級乗用車のフロント部分。美しいフォルムを形作るそのディティールにご注目ください。極小の部品に至るまで寸分の狂いもなく組み付けられて生まれる滑らかな曲面。複雑な三次元形状を可能にするのは、最高度の生産技術であり、厳密な品質管理・検査技術の賜物といえるでしょう。木型技術は形見本(モックアップ)や試作品(モデル)の製作のみならず、部品ごとの寸法精度をチェックするゲージ(検査治具)製作に活用され、最先端のものづくりを支えています。
ゲージ・モデル・型製作を主力に
自動車は凡そ3万点の部品によって作られ、デザインや塗色の違いを含めれば何十万という車種に分けられます。その車種ごとに膨大な部品を集め、正確に組み合わせて機能を作り上げていくためには、個々の部品はもちろん、モジュールやアセンブリされた大型部材の精度を厳密に守っていくことが大変に重要です。NAKANOが製作するゲージは、そうした大小の精密部品を製品形状のまま許容公差の合否を判別できるもので、自動車産業をはじめ精密機械分野など、産業の最先端領域で活躍しています。
このゲージ製作を主力に、モデル(試作品)製作、型製作がNAKANOの主要三部門。伝統に培われた木型技術を基盤に、すべての製造部門でCAD/CAMシステムを駆使して、5軸大型NC加工機など最新の工作機械と、熟練の職人技との融合でハイレベルな製作に取り組んでいます。
3つの事業分野
検査ゲージ部・・・(検査治具、センサー・ゲージ)・試作ゲージから量産用ゲージまでの検査ゲージを製作します。
モデル部(試作見本)・・・加工用モデル、デザインモデル、製品モデル。立案図や3次元データから量産試作品・展示用モデルなどを製作します。
型部(鋳造用成形型)・・・短納期・低コストの要求にお応えして、木型、樹脂型、金型などを製作します。
[NAKANOの特色]
- ネットワークを活用してデータ授受もオンラインでスピーディー。
- 最新のCAD/CAMや5軸大型NC加工機など最新設備をフル活用。
- 木材、樹脂、アルミ、鉄などあらゆる素材を加工対象にしています。
- 大型NCの活用による大型一体加工・アンダー加工が得意。
- モデル・検査ゲージ・型・転写技術を生かして、真空注型品・成形品・組み付け治具・FRP製品までも幅広く生産可能です。